◆春季高校野球兵庫大会 ▽2回戦 市尼崎13―6関西学院=8回コールド=(19日・姫路ウインク)

 高校野球の春季兵庫県大会が行われ、ヤクルト・池山隆寛監督(60)の母校で昨秋県準Vの市尼崎が関西学院に逆転勝ち。7回に一挙7点を挙げ逆転、8回コールド発進した。

武庫荘総合はセンバツ出場の東洋大姫路に接戦も延長10回タイブレークで4―5でサヨナラ負けした。

 市尼崎がブンブン丸と呼ばれた池山先輩の現役時代を彷彿(ほうふつ)させる積極打法でコールド勝ちした。

 1点を追う7回だ。1死一、二塁から主将の名渡山颯太左翼手(3年)の中前適時打で同点にすると、続く宮城雄太遊撃手(3年)が初球を左翼線へ勝ち越しの2点二塁打。打者11人の猛攻で一挙7得点。カウントを取りにくる変化球を狙えと指示していた椎江博監督(64)も「びっくりしました」と驚く攻撃だった。

 昨秋は県準Vも近畿大会初戦で近江に敗戦。「速球に対応するため」(名渡山主将)早朝練習でマシンを打つ量を増やし、レベルアップした。決勝打の宮城も「チャンスで初球から振ることを意識している」と4打数3安打の活躍だ。

 背番号1の塩沢魁矢投手(3年)が2週間前に右肘に打球を受け、この日はDH出場。エースが登板できないハンデを打線がカバーした。「優勝しか目指していません」と宮城。

セ・リーグ首位の池山先輩に負けずに、“市尼旋風”を起こす。(高柳 義人)

 〇…武庫荘総合は「4番・投手兼DH」の片山翔貴(2年)が投打で活躍した。先発し4回を4安打無失点。1点を追う8回に右翼席へ同点ソロを放つなど5打数3安打1打点。179センチ、88キロの恵まれた体格で高校通算11号を放ち「(本塁打は)完璧でした。甲子園に出た学校に挑むので攻めて攻めて攻めまくる気持ちでどんどん(腕を)振って、インコースを突こうと思いました」と惜敗にも笑顔が広がった。

 ☆東洋大姫路・岡田龍生監督(初戦は延長タイブレークで辛勝)「こんなもんですよ。早いところで点を取れないからしんどくなる。(1年生スタメン2人に)夏に向けて打てる子を使う」

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