高校野球春季兵庫県大会 ▽準決勝 報徳学園6ー1明石商(2日・ウインク球場)

 報徳学園が6ー1で明石商を破り、決勝進出を決めた。先発した2年生右腕・谷口哲聖(てっしょう)が4安打1失点で完投。

また、「4番・三塁」で出場した藤本碧空(3年)が5回に左翼線への二塁打を放つなど3安打1打点をマーク。「初回のチャンスで4番の仕事をできなかったので、2打席目から切り替えてやっていけたのはよかった」と冷静に答えた。

 藤本は初回1死一、三塁の先制機に投飛に倒れたが、きっちりと軌道修正。2回2死一、三塁での第2打席ではうまく合わせた適時内野安打で3点目をもたらした。その後の2安打も得点につながり、4番の存在感を見せつけた。

 4月29日に行われた社との準々決勝でも決勝打を放ち、4強へ導いた。「2年生の時はバッティングより守備の方が得意で好きな練習しかやってなかったけど、今年は長打力を磨いた」。本格的にウエートトレに取り組み、朝はご飯を1・5合を食べたことで、体重は昨夏から5キロ増。打球も伸びるようになった。そんな藤本を大角健二監督は「チームで私がやってほしいことをきっちりとやってくれる。精神的にも技術的にも成長した」と絶賛した。

 昨年に続く決勝進出。

藤本は昨年の決勝(対東洋大姫路)に出場も無安打に終わり、準優勝に終わった。「去年は(自身が)ノーヒットで悔しい思いをした。今年はみんなで打ってつないでの意識で」。相手は決勝に初進出の高砂。急成長する4番はどんな活躍をみせてくれるのか。

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