今春のG1戦線は1番人気が7連勝中。エンブロイダリーとカムニャックによる一騎打ちムードの今週も堅い決着に収まりそうな雰囲気が漂う。

 ただ、歴史をひもとくと「両雄並び立たず」が非常に多い。01年以降の平地G1で単勝3倍以下の抜けた人気馬が2頭いるG1が34レースあったが、その2頭で1、2着独占はわずか6回しかいない。

 2週前の天皇賞・春では単勝1・8倍のクロワデュノールが勝ったが、3・0倍のアドマイヤテラは208・4倍のヴェルテンベルクに差される3着。ヴィクトリアMでも24年に2・3倍のマスクトディーヴァと2・5倍のナミュールが人気を分け合ったが、14番人気で208・6倍のテンハッピーローズが大波乱を起こした過去もある。

 過去10年を振り返れば1番人気は3勝で、2番人気は未勝利。牝馬マイル王決定戦は一筋縄ではいかない。

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