◆JERAセ・リーグ 巨人―広島(12日・岐阜)

 巨人の戸郷翔征投手が12日、広島戦で今季初白星を目指して今季2度目の先発に臨むも、5回に小園に勝ち越しソロを浴びるなど5回110球を投げて6安打3失点6Kで降板となった。

 初回、先頭・大盛にはいきなり右前安打を浴びて、2番・菊池には犠打。

さらに3番・小園、4番・坂倉へ2者連続四球。1死満塁とピンチをつくった。ここで5番・モンテロをスライダーで空振り三振。6番・持丸には149キロ直球を投げ込んで空振り三振。31球を要しながらピンチを切り抜け、「よっしゃ!」と声を上げながら、グラブをポンとたたくと、岐阜のファンからは大歓声が注がれた。

 2回もこの回の先頭・二俣に左前安打を浴びたが、8番・田村を二ゴロ、併殺。9番・床田のファウルゾーンへの飛球を右翼手・平山が滑り込みながらキャッチする好プレー。味方にも助けられて、この回も無失点に抑えた。

 1―0の3回はテンポ良く3者凡退。内海投手コーチは「初回のピンチを乗り切って以降、リズムも良くなってきた。味方が先制してくれたので粘り強く投げてほしい。今季初勝利できるように頑張ってもらいたい」とエールを送った。

 4回は、この回の先頭・坂倉に右中間を破る二塁打を浴びたが、5番・モンテロを148キロ直球で空振り三振。6番・持丸には左前安打、7番・二俣には死球。1死満塁で8番・田村にフォークを右前へ運ばれる同点の右前適時打。なお1死満塁では9番・床田の二ゴロの間に三塁走者が生還して広島が勝ち越し。戸郷はがっくりと肩を落とした。

 それでもすぐさま味方が追いついて2―2の同点で迎えた5回。菊池、小園を2者連続でフォークで空振り三振を奪ったが、4番・坂倉にカーブを捉えられて右翼席ギリギリに飛び込む勝ち越しのソロを浴びた。

 5回の打席で代打を送られて戸郷は降板となった。

 戸郷は今季オープン戦3登板で防御率9・00と結果が出ず、開幕は2軍スタートとなった。今季初先発となった4日のヤクルト戦(東京D)では5回100球を投げ6安打5失点。初回には直球で150キロ超えもマークしたが敗戦投手となっていた。一方で「もちろんダメなこともありましたけど、真っすぐでファウルが取れているのは良かった。

いいものは出てきている」と収穫もあった。

 岐阜での登板は24年9月5日のヤクルト戦以来2度目。中4日でマウンドに上がり、7回1安打無失点で3年連続2ケタ10勝目をつかんだ思い出の地での登板に「球場の雰囲気だったりは覚えている。本当に良い思い出が岐阜にはある」と意気込んでいたが苦しい結果となった。

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