◆JERAセ・リーグ 中日8―0ヤクルト(16日・バンテリンドーム)

 中日・石川昂弥内野手が1号2ランを含む3安打と暴れた。2回先頭で中前打。

3回2死一塁で内角の149キロを完璧に捉え、左翼席上段へ運んだ。同じ2001年生まれのヤクルト・奥川から快音。8回先頭で左前打を放ち、24年9月15日の巨人戦(東京D)以来、2シーズンぶりの猛打賞を決めた。

 無安打のまま開幕直後に2軍に降格し、13日に再昇格した。試合前の時点で、今季12打数1安打の打率8分3厘。15日はベンチスタートだったが、2試合ぶりのスタメンで「(1軍に)上がってから力みがあったけど、きょうはいい感覚でできた」と、ようやく存在感を示した。昨季から、すり足の打撃フォームに挑戦していたが、ファームで左足を上げる打法に戻した。「(すり足を)ずっとやってきたので、落ちてすぐにはできなかったけど。あまりにも良くなかったから」。思い切った決断で、好感触が戻ってきた。

 本塁打の後は、表情を変えずにダイヤモンドを一周。「守備でミスした分を取り返せるように」と気を引き締めた。

2回に三塁側ベンチ前の邪飛を追ったが、捕手の石伊と譲り合い、捕球できなかった。試合後も「きょうの試合展開では目立たないけど、競った試合だったら。あれで負けたりもする。レギュラーを目指す立場として、許されない」と自身を戒めた。

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