◆JERAセ・リーグ 巨人0―3阪神(23日・東京ドーム)

 巨人の浅野翔吾外野手(21)が今季初安打を放った。この日、1軍に初昇格して即「1番・中堅」で先発出場。

東京ドームのの大歓声を浴び「やっぱりここで野球したいなと改めて思いました。満足せずにしっかりずっと結果を残していきたい」と気を引き締めた。

 初回先頭の第1打席でカウント1―1から先発・村上の144キロ直球を振り抜き、打球は遊撃後方に高く上がった。遊撃手、左翼手、中堅手が譲り合う形となり、白球が3人の真ん中にポトリと落ちた。今季初打席で放った安打は、幸運が味方した二塁打だった。

 チャンスは突然訪れた。ここまで25試合で打率2割9分1厘、2本塁打、9打点とトップバッターに定着しつつあった平山が22日の阪神戦(東京D)で左太ももを肉離れし、離脱。同日の2軍・ハヤテ戦(静岡)に出場し、2本の適時二塁打を放つなど、ここまでファームで3割8厘と好成績を残していた浅野が、代わって昇格することを告げられた。一夜明けたこの日の早朝に帰京。試合前練習で1軍に合流した。

 4年目の今季、キャンプは2軍スタートで、2月5日に1軍の練習に参加した際に右ふくらはぎを肉離れ。順風満帆な春ではなかったが3月末に実戦復帰を果たし準備してきた。

「ファームと同じようなタイミングの取り方だったりとかフォームで打てたので、打撃は特に問題なかった」とうなずいた21歳。覚醒が待たれる若武者が、チームの起爆剤となる。

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