横浜瀬谷ボーイズ19人が“公式戦初勝利”を目指して汗を流している。梶本哲也代表が「底辺からのスタート。

今が一番つらい時期」と語るように、1年生だけだった昨季は大会出場なし。今春の関東ボーイズリーグ大会も4戦全敗で公式戦の白星はまだない。

 創部は96年。今年の侍ジャパンに選出された松本裕樹(30)=ソフトバンク=らを輩出した強豪だが、一時は部員がゼロに。廃部も検討されたが、地元チームを維持したいと新体制を模索。消防局勤務の神谷直治氏が監督に就き、かつて保護者だった梶本哲也氏が代表に就任して25年4月に再出発した。主将の赤羽根刻(2年)も「ゼロからの新しいチームで可能性がある。楽しそうだなって」と入部した。

 練習場が横浜・上瀬谷で27年に開催される国際園芸博覧会に使用されることになり、半分程度の敷地に移転するなど逆境は続く。代表は「全ては高校で笑えるようにするための基礎作り」と意に介さず。それでも「負け続けていいとは思っていない」と赤羽根。夏の選手権神奈川県支部予選初戦は今月30日。

縁あって集まった19人が、新しい歴史に挑む。

編集部おすすめ