北京で23日に行われた第2回世界人型ロボット競技大会の陸上400メートル大型部門決勝で、天工チームが38秒15のタイムで今大会の初金メダルを獲得し、人類の世界記録を上回った。中国日報網が伝えた。

競技中、天工Omni人型ロボットは独特な走り方を見せた。体を前傾させ、両腕を大きく振りながら走り、途中で「恥ずかしそうに両手で顔を覆う」ような動作を見せたことがネットユーザーの注目を集めた。

北京人型ロボットイノベーションセンターの運動制御アルゴリズム専門家、韓剛(ハン・ガン)氏は中国放送網の取材に対し、「この姿勢はエンジニアが意図的に設計したものではなく、ロボットがシミュレーション環境で強化学習を通じて自ら編み出したものだ。エンジニアは報酬の目標だけを設定し、具体的な動作は指定せず、ロボットが何度も転倒してはやり直す中で最適な解を見つけるようにした」と説明した。

韓氏は、「シミュレーション訓練の中でロボットは、腕を振ると肩への負荷が大きくなり、関節も発熱しやすいことを発見した。一方、『顔を覆うようにして走る』ことで消費エネルギーを抑え、より楽に走れることから、この方法を選択した。これはロボットが自ら試行しながら行動を最適化する能力をすでに備えていることを示している。学習の過程で、自ら最適な解を見つけたのだ」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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