2026年9月1日、台湾メディア・中時新聞網は、日本で募集されている人工知能(AI)エンジニアの提示年収が低すぎると台湾のSNS上で話題となっていることを報じた。

記事は、ネット上に投稿された大阪府や愛知県勤務(在宅勤務可)のAIエンジニア求人情報を紹介。

業務内容としてAIおよびデータ分析、生成AIプラットフォーム開発、ビッグデータ分析、顔認証モデル開発などが含まれ、面接1回で外国人採用実績もあるとした上で、提示された年収が300万~550万円(約59万~108万台湾ドル)であることを伝えた。

そして、台湾のテクノロジー系人気フェイスブックページ「科技工作講 Tech Job N Talk」がこの求人を引用し、「日本企業が提示する給与は台湾人よりもユーモアがある」と皮肉を交えて紹介したことに言及。「歴史的な円安の進行も重なり、日本の中小企業が提示する給与水準は台湾のIT・ハイテク産業と比較して競争力を大きく欠いている」と指摘したことを紹介した。

記事によると、この投稿に対し台湾のネットユーザーからは「台湾のハードウェア受託メーカーの給料より低い」「日本の年収は大体こんなものだ。円安が進みすぎているからだ」「リモート可能みたいだから、台湾にいたまま働いて(安価な)インドにでも下請けに出したらいい」といったツッコミが相次いだという。

一方で、「日本で働きたい新人にとっては悪くない」「特別な経歴がなく、日本に滞在して就労ビザを取得したい人向けの求人だろう。企業側も多くを期待していないし、応募側も過度に期待しなければ成り立つ」と前向きに捉える意見も見られたと伝えている。(編集・翻訳/川尻)

編集部おすすめ