9月に新学年が始まった中国では、「深センの学校制服」が改めて注目の的になっています。多くのネットユーザーは、広東省深セン市の学校制服は人間味あふれる都市管理に取り組む深センの新しい象徴とみなしています。
中国の多くの地域では学校によって制服のデザインが異なりますが、深セン市の小学校から高校までの制服は「市が一つのデザインを決めて、スーパーででもデパートででも自由に購入」という方式です。デザインは小学校、中学校、高校によって多少の違いがあり、サイズもさまざまですが、学年による違いはなく、基本的に同じデザインの制服を着用します。市内全域での学校制服の統一は、外見上の違いをなくし、「私は深セン市で学ぶ生徒だ」という意識を形成しています。保護者からは、「深センの学校制服はデザインが簡潔で、着心地が良い。兄のお下がりを弟が着ることもでき、市内での転校ならば新たに制服を購入する必要もなくなった」との声が出ています。
深セン市は2002年から学校制服のデザインを統一し、2018年には制服市場を完全に自由化しました。学校がメーカーとやり取りして発注に関与することはなくなりました。そして150以上の制服メーカーが同じデザインの制服について生地、仕上がり、価格設定を競い合うことになりました。価格は市場の需給関係によって調節され、市の監督管理部門は定期的に抜き取り検査を実施しています。春と秋用の青と白の制服の価格は60~80元(約1400~1900円)で、サイズは小学生用から高校生用までを網羅しています。全市の制服販売店は3000店以上あり、種類も学校周辺の文房具店や住宅地の店舗、スーパー、オンラインショップなどさまざまで、保護者は都合と必要に応じて購入することができます。
深センは今年8月、使用するロイヤルブルー、ダークネイビー、白の精密な色度の数値を定め、白色については「防透性(透け防止)指数」が93.0以上に達することを義務付ける、全国初の学校制服の色に関する統一規格を発表しました。











