「ほかの25人と同じ」と言いながら特別だった……アンチェロッティがネイマールを外せなかった理由

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ブラジル代表監督のカルロ・アンチェロッティは5月18日、リオデジャネイロの「ムゼウ・ド・アマニャー(明日の博物館)」でFIFAワールドカップ2026に臨むメンバー26名を発表し、ネイマール(サントスFC)をサプライズ選出した。24年間待ち望まれた6度目の優勝を目指す大会を前に、「圧力には屈しない」と繰り返してきた指揮官がなぜ翻意したのか——その真相が明らかになりつつある。



会場外で「ネイマール!」と連呼した100人のファン



仏紙『L'Équipe』によれば、発表が行われた会場の外には約100人のサポーターが集結し、ネイマールの選出を要求した。内部では1,200名超の招待客と700名のメディアが息をのんで見守るなか、アンチェロッティはオフェンスの選手をアルファベット順に読み上げた。エンドリックの名に沸いた会場が、次に呼ばれたネイマールの名で大歓声に包まれると、ゲストのベベトやジョルジーニョら関係者でさえ言葉を失ったという。最終的には全員がアンチェロッティの名を連呼し、まるで「ゴラッソ」を決めた瞬間のようだったと同紙は伝えた。



「国民の意志が膨らんだ」アンチェロッティが認めた圧力の正体



同紙はまた、アンチェロッティが翻意した背景として、ビニシウス・ジュニオール、ラフィーニャ、カゼミーロら主力選手たちが「10番(ネイマール)と一緒にアメリカへ行きたい」と強く後押しした事実を報じた。サポーターとのトラブルやロビーニョ・ジュニオールとの確執など物議を醸す出来事があり、パフォーマンスにも不安な試合が続いていたにもかかわらず、アンチェロッティは「国民の意志が膨らんでいるのを感じた」として最終的に選出を決断した。



会見でアンチェロッティは「ネイマールの評価は体力面のみ行ってきた。重要な選手であり、今大会でもそうあり続けるだろう。出場するかどうか、ベンチかどうか——責任は他の25名と同じだ」と述べ、特別扱いではないことを強調した。

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