2026年5月3日、韓国メディア・京郷新聞は、韓国の若者の間で宗教離れが進み、20代の約4人に3人が無宗教であることが分かったと報じた。

韓国の調査機関・韓国ギャラップが発表した報告書「韓国人の宗教 1983~2025」で、韓国の成人のうち「信仰している宗教がある」と答えた人は40%にとどまった。

内訳はプロテスタント18%、仏教16%、カトリック6%となっている。

年齢別では、若い世代ほど宗教離れが顕著で、20代では約4人に3人が無宗教だった。一方で、60代以上では半数以上が宗教を持っており、世代間の差が大きく開いていた。若者が宗教を持たない理由については、「興味がない」が58%で最多となり、「精神的・時間的余裕がない」(20%)、「宗教への不信や失望」(9%)、「自分自身を信じるから」(9%)などが続いた。

また、宗教人口全体の高齢化も進んでいる。特に仏教では信者の56%が60代以上を占め、他の宗教でも高齢化傾向が見られる。カトリックでは過去10年で若年信者が大きく減少する一方、高齢信者は大幅に増加した。

記事は、過去20年余りの宗教人口減少の主因が若年層にあると指摘。新規流入の減少と信者の離脱が重なり、宗教の影響力低下と高齢化が進んでいると分析した。

これについて韓国のネットユーザーからは、「これは韓国だけじゃなくて世界的な流れだと思う」「若い人は忙しすぎて宗教どころじゃないよね」「昔と違って、心のよりどころが宗教じゃなくなった」「むしろ『自分を信じる』っていうのは現代っぽい」「宗教よりSNSやエンタメの方が影響力ある」などの声が上がった。

また、「高齢者だけが残るのはどの国も同じ」「不信感が理由に入ってるのがリアルだな」「宗教があった方がいいと思うわけではないが、『余裕がない』がこんなに上位にあるのは悲しい」「これから宗教はどう変わっていくんだろう」「宗教を巡って世代間対立が起きそう」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)

編集部おすすめ