中国国家データ局の余英副局長は8日、江蘇省蘇州市で中国移動(チャイナ・モバイル)が開催した「2026モバイルクラウド大会」において、「トークン呼び出し量の増加が、演算能力サービスの飛躍的な向上を推進した。演算能力供給は現在、『単純な演算能力の販売』から『サービスや能力の販売』へと移行しつつある」との見方を示した。
余副局長は、「今年に入り、AI(人工知能)の実装が加速し、トークン呼び出し量が指数関数的に増加している。3月末時点で、その量は1日当たり140兆を超え、24年末と比べると1千倍以上増えている」と説明した。
そして、「大規模AIモデルがテキストやコード、画像キャプションといった情報を処理する基本単位としてのトークンは、AIサービスの価値評価や資源配置、大規模応用などに新たなアプローチを提供しているほか、演算能力、電力、データといった基盤支援体系、運用ロジックにも影響を与えている」と述べた。
さらに、「演算能力サービスの飛躍的な向上の推進がその重要な現れの一つだ。トークン呼び出し量の増加は、演算能力供給の『単純な演算能力の販売』から『サービスや能力の販売』への移行を推進しており、インターネットや金融といった先行業界から、従来型工業、交通といった業界に至るまで深く浸透し、『誰もが・どこでも・オンデマンドで利用できる』演算能力発展の新たなエコシステムの形成を推進している」との見方を示した。
演算能力と電力の協調も日増しに重要になっている。余副局長は、「1兆単位のトークン呼び出し量が、電力負荷の大幅な増加をもたらしている。トークンの応用効果は高品質なデータセットに依存している。データは、モデル訓練やAIエージェントの運用において重要な支援的役割を担っており、『AI+』行動が推進される場面にはどこでも、高品質なデータセットの構築と応用を普及させていくべきだ」と強調した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











