中国人民銀行(中央銀行)は5月11日、「2026年第1四半期中国金融政策執行報告」を発表し、適度な金融緩和政策を引き続き適切に実施していく方針を示した。

報告によると、適度な金融緩和政策の効果が引き続き現れている。

金融総量は合理的な成長を見せ、3月末時点の社会融資総量残高は前年同期比で7.9%増、広義マネーサプライ(M2)は同8.5%増となり、社会全体の資金調達環境は比較的緩和状態にある。

社会全体の総合的な資金調達コストは歴史的低水準にあり、3月の新規企業向け貸出金利と個人住宅ローン金利はいずれも3.1%前後だった。信用供与構造も最適化が続き、3月末時点で科学技術融資は前年同期比13.7%増、グリーン融資は同17.6%増、インクルーシブ融資は同10.5%増、高齢者福祉産業融資は同26.3%増、デジタル経済産業融資は同22.4%増となり、いずれも二桁成長を維持し、全体の融資伸び率を上回った。

外国為替市場の需給はおおむね安定しており、人民元相場は双方向に変動しつつ、合理的かつ均衡のとれた水準でほぼ安定を保っている。3月末時点の人民元の対米ドル終値は1ドル=6.9081元で、前年末比1.2%の小幅上昇となった。中国外貨取引センター(CFETS)人民元為替レート指数は100.87で、前年末比で2.9%上昇した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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