米中関係の改善期待が相場を支える流れ。トランプ米大統領は13日夜に北京入りし、中国の習近平・国家主席と14~15日の2日間にわたり会談する予定だ。トランプ氏はホワイトハウスを出発する前、記者団に対し、「さまざまな問題で話し合うが、貿易問題が最優先となるだろう」と語っている。米国の随行団には、IT機器大手のアップルや石油大手のエクソンモービル、航空機大手のボーイングなど大手企業の最高経営責任者(CEO)が招待されるほか、複数投資会社の幹部も同行。ほか、欠席すると報じられていたGPU大手エヌビディアのジェンスン・ファンCEOも急きょ加わることが分かった。大型商談の成立が期待されている。
もっとも、会談の内容を見極めたいとするスタンスもあり、全体としては方向感を欠いた。また、米長期金利の上昇や、原油相場の高止まりなども不安視されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、京東(JD)系3社の上げが目立つ。電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)が8.3%高、オンライン医療の京東健康(JDヘルス:6618/HK)が7.5%高、宅配サービスの京東物流(JDロジスティクス:2618/HK)が7.1%高で引けた。3社はそれぞれ12日引け後に四半期決算を発表。京東集団は前年同期比53.1%減益だったが、前四半期の赤字から黒字に転換している。
セクター別では、非鉄関連が高い。タングステン開発の佳キン国際資源投資(3858/HK)が9.8%、非鉄金属・鉱石の五鉱資源(1208/HK)が4.9%、ニッケル大手の新疆新キン鉱業(3833/HK)が3.2%、銅生産で中国最大手の江西銅業(358/HK)が2.0%ずつ上昇した。市況高が追い風。12日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、主要な非鉄金属の先物が高く推移している。
半導体セクターの一角も急伸。瀾起科技(6809/HK)が21.3%高、英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が19.3%高、蘇州貝克微電子(2149/HK)が12.5%高、兆易創新科技集団(3986/HK)が8.5%高と値を上げた。
半面、医薬セクターは安い。英セキ智能(3696/HK)が7.5%、四環医薬HD集団(460/HK)が4.3%、三生製薬(1530/HK)が3.5%、長風薬業(2652/HK)が3.2%ずつ下落した。
本土マーケットも反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.67%高の4242.57ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











