中国の研究チームがこのほど、1024個の量子圧縮状態の入力と8176モードを備えたプログラム可能な光量子コンピューター「九章4.0」の開発に成功しました。このことにより、光量子情報技術における世界記録を再び更新し、世界最強の「量子計算優位性」を確立しました。
「九章4.0」は、255個の光子を操作した「九章3.0」を大幅に上回る3050個もの光子による量子状態を同時に操作し検出することに初めて成功しました。また、「九章4.0」は、光量子コンピューターの速度を示すためのガウスボースサンプリングにおいて、現在世界最速とされるスーパーコンピューターより約10の54乗倍も高速の処理能力を示しました。
中国科学技術大学の陸朝陽教授によれば、今回の研究では高効率の光パラメトリック発振器光源と時空間組み合わせ符号化干渉計を開発し、1024個の高効率な圧縮状態光場を時空の組み合わせの符号化による8176モードの回路に統合することで、3050個の光子の操作および検出能力を獲得したとのことです。
陸朝陽教授は「このことは、『九章4.0』が今回生成された最も複雑なデータサンプルを、瞬きよりも短いわずか25マイクロ秒で算出できることを意味する。現在世界最速のスーパーコンピューターでも、この結果を算出するために10の42乗年以上を要する」と説明しました。(提供/CGTN Japanese)











