2026年5月21日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、米国とロシアの指導者が失策で疲弊する中、中国が存在感を高めているとするドイツメディアの報道を紹介した。
記事は、南ドイツ新聞の報道を紹介。
そして、トランプ大統領は中東で戦争を始めたが、戦況は制御不能で米国経済を損なっており、さらにロシアと中国の枢軸を切り崩そうと試みたが失敗に終わったと指摘。中国との取引のために同盟相手である台湾を売り渡す疑いさえ持たれているとした。
また、ロシアについても、ウクライナ戦争がもたらした軍事的および経済的苦境がプーチン大統領を苦しめていると論じた。
その上で、習主席は他者が過ちを犯すのを辛抱強く待ち、他国の中国への依存を高めると同時に中国の対外依存を減らしてきたと説明。ロシアの戦争継続は習主席による政治的支援や技術援助、エネルギー購入がもたらす資金に依存しており、プーチン大統領は習主席の顔色をうかがうしかないと指摘した。
さらに、米中貿易戦争において習主席が対抗関税と原材料の輸出規制を講じると、トランプ大統領はすぐに妥協したとも言及。欧米企業がいずれも中国市場での収益を必要とする中、欧米の「デリスキング戦略」は竜頭蛇尾の状態であると評した。
同紙はその一方で、もし習主席が台湾への侵攻を試みればトランプ大統領やプーチン大統領の二の舞となり、最終的に損害を被ることになるとの見方を示した。(編集・翻訳/川尻)











