中国・江蘇省蘇州市の飲食店で、卓上の調味料を無駄遣いした客の顔を店主が公開し、物議を醸している。中国メディアの封面新聞が26日に伝えた。
店主の女性・鄧(デン)さんによると、入店した男性客は8元(約190円)の麺を注文。到着した麺に卓上のトウガラシソースをスプーン2杯分と、酢を少々加えて食べると、「しょっぱすぎる」と不満を口にした。鄧さんは「トウガラシソースにも酢にも塩分が入ってる。入れすぎたらしょっぱくなるのは当然」と説明した。
その後、男性は黙って麺を食べ終えて退店。店員が食器を片付けに行くと、スープの中に大量のトウガラシソースが入れられているのを発見した。防犯カメラを確認したところ、男性客が食べ終えたどんぶりにトウガラシソースを6杯入れ、口を付けずにそのまま退店していたことが分かった。
怒りを覚えた鄧さんは、男性が映った防犯カメラの映像をモザイクなしでネット上に投稿するという報復に出た。鄧さんは、「みんなに食べ物や調味料を無駄にしないでほしかった。トウガラシソースは必要なお客さんに無料で提供しているもの。あんなふうに無駄遣いされるのを見て、本当に腹が立った」と話した。
この件について弁護士は、「男性がもう食べないにもかかわらず意図的にトウガラシソースを無駄にした行為は店の財物の毀損に当たり、店側には損害賠償を請求する権利がある。ただ、トウガラシソース6杯分の原価はそれほど高くなく、訴訟費用などのコストを考えると割に合わない」と説明した。
また、鄧さんが映像を公開したことについては、「たとえその目的が浪費への反対や節約の呼び掛け、公共の利益に資するものであったとしても、顧客の顔を加工せずにそのまま公開してよいということにはならない」と指摘し、場合によっては権利侵害と判断されることもあると解説した。
中国のネットユーザーからは「(客の行為は)大したことじゃないだろう」「この男性の行為が大したことじゃないと思っている人が多いことに驚く。腹が膨れたら道徳心をなくすのか?」「店に対して不満なら二度と行かないか、ネットで文句でも投稿すればいい。いずれにせよ、食べ物を浪費することでうっぷんを晴らすべきじゃない」といった声が上がった。
また、「トウガラシソースと酢に塩が入ってるだと??」「トウガラシソースはまだ分かるけど、酢に塩はおかしい」「客がしょっぱいと言ったらスープで薄めてあげたらいいのに」「もしかしたら、客はスープの使い回しを防ごうとしてやったのかもしれない」といった声や、「客も店もみみっちい。どっちも相手への報復のためにやってる」「双方がろくでもない」と指摘する声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)
— 中国動画 (@RC00547555) May 27, 2026











