中国のネオジム磁石メーカー、金力永磁(300748)は6日、電気自動車(EV)用モーターの開発を進める日本電産からレアアース磁石のサプライヤーに選ばれたことを明らかにした。
 
 金力永磁は公告の中で、4日に日本電産の車載事業本部からレアアース磁石材料サプライヤーの指定通知書を受け取ったとした。
そして、日本電産について「世界で高い実力を持つ総合モーターメーカー」と評するとともに、同社がEV用モーターの開発に取り組んでおり、2019年4月にはモーター、インバーター、減速機を一体化したEV用トラクションモーターシステム「E−Axle」の量産を開始、20年12月までにおよそ10万台のEVに同システムが搭載されていると紹介した。
 
 その上で、今回、日本電産の車載事業部門からサプライヤー指定を受け、高性能なレアアース磁石製品を同社に供給するようになることで、金力永磁が新エネルギー自動車分野を始めとする関連市場をさらに開拓するう上で、ポジティブな影響を産むことになるだろうと述べている。
 
 金力永磁は江西省贛州市に本社を置くネオジム磁石の製造、販売企業で、2008年に創設された。15年に中国の店頭株式市場「新三板」に上場、18年には深セン証券取引所に上場。今年8月には香港証券取引所に上場申請を行っており、現在認可待ちとなっている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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