日本全国各地にある無数のパン屋で、必ずと言っていいほど売られている定番パンの1つに、カレーパンがある。中国メディア・東方網は7日、この日本オリジナルの総菜パンであるカレーパンの魅力について紹介する記事を掲載した。


 記事は、「われわれは日本のグルメというと寿司やラーメン、味噌汁、焼肉などを想起するが、このほかにもまだまだ広く支持されているストリートフードがたくさん存在する。その1つがカレーパンであり、日本のパン界におけるエース的な食べ物なのだ。こんがり黄金色に上がったパリパリの皮を噛むと、中から熱々の濃厚なカレーが出てくる。カレーには具がたっぷり入っているのである」とした。

 そして、日本におけるカレーパンの人気ぶりについて、アニメ「アンパンマン」にもカレーパンマンという脇役級のキャラクターが登場することを紹介。カレーパンマンは明るく情熱的で、敵に対して熱々のカレーを吹きかける攻撃を持っていると説明したうえで、カレーパンにカレーパンマンの顏を描いて販売する店もあると伝えている。


 また、カレーパンはとんかつ同様に西洋の食べ物を日本風にアレンジした結果生まれたものであることを指摘。「諸説はあるようで、東京にある老舗のパン屋の多くが『カレーパンを発明した』と名乗っている。ただ間違いなさそうなのは、焼くと中身が流出してしまうため、油で揚げる方法を採用したことだ」とした。

 記事も紹介しているが、揚げたて熱々のカレーパンは格別のうまさだ。以前に比べると、使用するカレーや具材にこだわりがあるカレーパンも多くなっており、店ごとに異なる特徴を持つカレーパンを味わえるようになった。ガッツリ系を好む中国の人たちにも、きっとこのおいしさは伝わることだろう。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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