2026年5月20日、香港メディア・香港01は、福建省漳州市のヤマモモ産地で砂糖の8000倍の甘さを持つ違法添加剤が使用された「毒ヤマモモ」が製造され、当局が5人を拘留したと報じた。
記事によると、中国メディアの潜入取材により、同市のヤマモモ産地で使用禁止の防腐剤(デヒドロ酢酸ナトリウム)や砂糖の8000倍の甘さを持つ出所不明の複合甘味料が乱用されている実態が暴露された。
現地では1カ所の拠点だけで1日に500キロ以上、最盛期には2500キロ以上の問題のあるヤマモモが販売されていた。漳州市当局の調査により5カ所の拠点の関与が判明し、計540キロのヤマモモと違法添加剤が押収・廃棄されたほか、違法行為に関与したとして5人が刑事拘留された。
多くの卸売業者はこれらの添加剤について「違法で長期的な摂取が健康を損なうことを認識している」と語る一方、早生品種のヤマモモはもともと酸味が強く日持ちも悪いこと、周囲の業者が一様に違法添加を行っていることから、「自分たちだけが添加しなければ売るのが難しくなる」とも釈明していたという。
漳州市食品安全委員会弁公室はヤマモモについて、地元の特色ある優良農産物であり、重要な民生産業であると強調した上で、5月15日から45日間の特別取り締まり行動を開始し、監督を強化すると発表した。(編集・翻訳/川尻)











