2026年5月16日、中国のSNS・小紅書(RED)に「日本アニメは衰退しているのか」と題した投稿があり、中国のネットユーザーの注目を集めている。
投稿者は、「最近『鬼滅の刃』を見たが、正直、作画は子どもの頃に見ていた日本アニメとはかなり違うと感じた。
そして、「作画にはどこか油っぽい工業的な雰囲気があり、手描き感がまったくない。キャラクターの目もなぜか妙にカラフルで空虚に見えるし、表情も平凡。まるで人間が描いた画ではないように感じる。ストーリーは酷評されがちな中国のアニメ映画『紅き大魚の伝説』の方が、映像の質感だけならまだ良かったくらいだ。最近の作品には『アニメらしくないアニメ』という印象がある。レイアウトも整いすぎていて、Photoshop感が強すぎる」と指摘した。
さらに、「『鬼滅の刃』は近年で最もヒットした作品の一つである。もしかすると、自分が少しクセのある作品を好むだけなのかもしれない。
その上で、「当時の作品には、二転三転する展開があり、どんでん返しがあり、主人公の葛藤や成長、迷い、苦悩がしっかり描かれていて、胸を打つものがあった。しかし『鬼滅の刃』については、ただ古臭いとしか思えず、小学生向けなのかと思ってしまうほどだ。『犬夜叉』や『進撃の巨人』なら10回でも見返せる。しかし『鬼滅の刃』は、自分の中ではほぼ『カードキャプターさくら』と同じくらいの立ち位置である…。いや、個人的には『カードキャプターさくら』の方がまだ面白いくらいだ」とした。
この投稿に中国のネットユーザーからは、「『鬼滅の刃』はまだ作画良い方だよ。異世界系とか見てみなよ。本当に量産型紙芝居みたいなのばっかりだから」「作画はトップクラスだし、ストーリーも大きく崩壊してない。ちゃんと最後まで一つの物語を描き切ってるだけでも、今のアニメ界ではかなり貴重だと思う」「もし黄金時代をリアルタイムで経験してたら、もっとつらいと思う。手塚治虫、宮崎駿、大友克洋、押井守、庵野秀明…。ちなみに今の時代基準だと『鬼滅の刃』はかなり良心的な良作の部類」と擁護する声が集まった。
また、「『鬼滅の刃』ってかなりクセ強いのに、なんであんなに流行したのか分からない。日本アニメが衰退したというより、人類全体の美的感覚が下がったんじゃないかって思う」「まあアニメって、カット割りとかカメラワークとか声優の演技とか、本当に細かい要素が多いから、一言では語れない。たくさん見て自分で感じるしかない」「ジャンプ系って昔からこういうストーリー路線だよ。ただどんどん『ジャンプらしさ』が強くなってる。昔の世代はもうこのノリを素直に楽しめない人も多いと思う。制作レベル自体は高いし、退化してるわけじゃない。でも単純に好みじゃなくなったって人は確実にいる」との意見も寄せられた。(翻訳・編集/岩田)











