AFC U-17女子アジアカップ中国2026・準々決勝が11日に行われ、U-17女子日本代表(リトルなでしこ)とU-17女子韓国代表が対戦した。

 12チームが参加する今大会は、10月からモロッコで開催されるFIFA U-17女子ワールドカップの予選も兼ねており、上位4チームに本大会の出場権が与えられる。
2大会ぶり5度目の優勝を目指すリトルなでしこはレバノン、インド、オーストラリアと同居したグループBを3戦全勝21得点無失点という圧巻の成績で首位通過し、ベスト8へ進出。ワールドカップの出場権がかかる準々決勝はグループCを2勝1敗の2位で突破した韓国との顔合わせとなった。

 前半は一進一退の攻防が続く。リトルなでしこは細かくパスを繋ぎながらチャンスをうかがうも、なかなか決定機まで持ち込むことができない。16分には久保田真帆の鋭い縦パスを引き出した花城恵唯が左サイドの深い位置からゴール前に折り返したが、フリーの野田芙多葉に合わず、クロスボールが直接右ポストを直撃。韓国の球際の強さや手数をかけない速攻に苦戦する場面もあったが得点は与えず、スコアレスで45分間を終えた。

 後半に入ると韓国がチャンスの数を増やしていく。49分、ピッチ中央で伊藤杏莉のコントロールミスからボールを失い、イム・ジヘにドリブルで独走を許したが、1対1の場面でGK宮地絢花がスーパーセーブ。69分にはボックス内で相手選手を倒し、韓国にPKを与えてしまうが、ここもGK宮地がコースを完全に読み切り、絶体絶命のピンチを凌いだ。

 すると74分、リトルなでしこは敵陣左サイドでフリーキックを獲得。ゴールからは距離が離れていたものの、キッカーの樋口ららが直接ゴールを狙うと、右足から放たれたシュートは美しい弧を描いてネットに吸い込まれた。

 先制したリトルなでしこは韓国の反撃を凌ぎ切り、試合は1-0で終了。
日韓戦を制してベスト4へ駒を進めるとともに、U-17女子ワールドカップの出場権を獲得した。14日の準決勝ではオーストラリアと対戦する。

【スコア】
U-17女子日本代表 1-0 U-17女子韓国代表

【得点者】
1-0 74分 樋口らら(U-17女子日本代表)
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