◆JERAセ・リーグ DeNA2―7巨人(25日・横浜)

 プロ初アーチの平山は、オープン戦の時(3月15日に本塁打含む猛打賞)にも書いたのだが、バットの軌道がとてもいい。インサイドアウトに出るから、バットがしなる感じで、インパクトでボールとバットが長く、くっついているように見える。

だから左中間の方向に上がった打球にも角度がついて、飛距離も出る。決して長距離砲というタイプではないがホームランも打てる。

 第2打席はカーブを右前安打と広角なバッティング。あとの3打席も凡打にはなったが、いい当たりだった。いずれも受け身にならず積極的に打ちにいく中で、際どい球は見逃す我慢ができており、打つべき球を見極められていた。能力の高さというか、これからの可能性をすごく感じる。

 小浜も初打点となる2点二塁打を右翼線へ。変化球2つで2ボールとなった後に来た真っすぐをワンスイングで捉えた。打順や選手起用など、いろいろと試行錯誤している打線の中で、若い右打者2人が結果を出したことは、本人たちにとって良かったことはもちろん、戦力と計算できる2人が新たに加わったことは、チームにとっても実に大きい。(野球評論家・清水 隆行)

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