アストロズの殿堂入りしている元アナウンサーのレネ・カーディナス氏が10日(日本時間11日)にヒューストンの自宅で死去したと、アストロズが伝えた。96歳だった。

 米大リーグ公式サイトによると、ニカラグア出身のカーディナス氏は1958年、ドジャースのラジオ放送ブースに加わった。その後、ヒューストンに移り、新設球団のコルト45S(後のアストロズ)に加わり、同球団初のスペイン語放送担当者となった。野球で初の国際ラジオネットワークを創設し、アストロズが南米や中米で選手を獲得するのにも役立った。

 また、59年のワールドシリーズと61年のオールスターゲームの両方でスペイン語による初の放送にも携わり、71年にアストロドームで行われたモハメド・アリ対ジミー・エリスのヘビー級ボクシングマッチなど、他のスポーツの注目度の高いイベントの実況も担当した。

 2000年にニカラグア野球殿堂、02年にはヒスパニック・ヘリテージ・ベースボール・ミュージアムの放送関係者部門、24年にアストロズの殿堂入りを果たした。

 アストロズは11日にSNSで「球団初のスペイン語放送アナウンサーとして、レネ氏はヒューストンのヒスパニック系コミュニティをはじめとする多くの人々に、コルト45S/アストロズの成功に多大な貢献をしました。ご家族とご親族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。

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