サッカー元日本代表MF本田圭佑(39)は17日、川崎市内で自身が考案した育成年代の4人制サッカー「4v4」のキックオフイベントを実施した。イベントではU10、U12の子供へのサッカー教室を行い、大会も開催された。

 イベント後に報道陣の取材に応じ、北中米W杯のメンバーに選出されたDF長友佑都(39)について言及した。本田は同い年の長友と長年日の丸を背負い、W杯も10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会、18年ロシア大会の3回でともに出場した。自身の戦友は今回が5大会連続5度目のW杯となり、「すごいこと。5回目ですか…。日本人初ですよね?世界的に見てもW杯に5回出られる選手はいない中で、刺激というより尊敬」と祝福した。

 酸いも甘いもともに味わった。初のW杯となった10年南アフリカ大会は1次リーグ第1戦のカメルーン戦で決勝弾、第3戦のデンマーク戦では後世に語り継がれる無回転フリーキックでの得点を決めるなど、本田は2得点1アシストの活躍を見せ、チームを決勝トーナメント(T)進出に導いた。自身がチームの中心となった14年ブラジル大会は「世界一」を目標に掲げたが、無念の1次リーグ敗退。32歳で迎えた18年ロシア大会では、1次リーグ第2戦のセネガル戦で日本人初となる3大会連続得点を奪ったが、決勝T1回戦では2―0から追いつかれ、最後は超高速カウンターを浴び壮絶な逆転負けを喫する“ロストフの悲劇”で史上初の8強入りを逃した。どのW杯も本田のそばには常に長友がいた。

 長友は39歳。W杯最終予選でも全10試合でベンチ外だったが、チームを鼓舞する姿勢、引き締めるところは引き締めるリーダーシップは唯一無二で、大会中も精神的支柱としての役割が期待される。

本田も「ピッチ内外で様々な可能性がW杯にはある。特に思いがけない結果に初戦、2戦目になったとき。最後の3戦目、またはトーナメントのところで、状況状況によって、皆さんが思っている以上にW杯のチームは入り始めから途中、終わり際、生き物のように、体調のように変化する。佑都の役割はそこでしっかりと森保さんの見えない部分をつなぎあわせていくことなんじゃないかなと思う」と、経験豊富なベテランならではの役割に期待した。

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