◆明治安田J1百年構想リーグ▽最終節(23日)

 北中米W杯(6月11日開幕)に臨む日本代表に選出された国内組の全3選手(DF長友佑都=FC東京、GK早川友基=鹿島、GK大迫敬介=広島)が、最終節でベンチ外となった。

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 クラブの立場からすると、ごく自然な判断とも言える。

代表組はこの日を最後にチームから離れて代表活動に合流する。仮に、東の首位・鹿島―2位・FC東京の最終節が1位を懸けた大一番になっていた場合は、重要な戦力として長友、早川はピッチに立っていた可能性が高い。

 しかし、前節で東の1位は鹿島に決まり、FC東京の優勝の可能性は消滅。西地区の広島も同様に最終節を前に優勝の可能性はなくなっていたことから、この試合を、代表組不在で行われるプレーオフラウンド2試合に向けた“予行演習”と位置づけるのはうなずける。特に鹿島にとっては、西地区1位との“優勝決定戦”。絶対的守護神・早川の不在を想定した戦いを1試合でも出来たことは大きいだろう。

 また、選手にとっても貴重な“休養”となる。海外でも、日本代表FW上田綺世、同代表DF渡辺剛が所属するフェイエノールトのファン・ペルシー監督が、休養を与える意味で最終節のメンバーから2人を外したように、大舞台を前にケガのリスクを軽減させる狙いもあるだろう。そうした総合的な判断により、国内組3選手の試合出場は見送られたとみる。(サッカー担当・後藤 亮太)

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