プロボクシングWBC世界バンタム級1位、WBA&WBO同級2位、IBF同級4位の那須川天心(27)=帝拳=ら帝拳ジム所属の4選手が29日、千葉・成田市でトレーニングキャンプをスタートした。

 那須川のほか、WBC世界ライトフライ級王者・岩田翔吉(30)、WBA世界ミニマム級王者・松本流星(28)、WBC&WBO世界スーパーフライ級1位、WBA同級2位、IBF同級8位の坪井智也(30)が参加。

来月上旬まで、中村正彦ストレングス&コンディショニングコーチ指導のもと、下半身を中心に強化する。

 4月のWBC世界バンタム級挑戦者決定戦で元世界2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)に9回終了TKO勝ちした那須川は、9月にも次戦に臨む見通し。昨年11月の王座決定戦で判定負けを喫した現WBC同級王者・井上拓真(大橋)との再戦を切望している。所属ジムを通じ「新しいことを始めると倍になって返ってくる一粒万倍日の今日。狙ったかのように成田合宿のスタートです。合宿の成果が倍以上になって返ってくることを期待し一歩一歩進んでいきたいなと思います。と言う事は辛い事も倍になるのか。倍の定義が何を持ってなのかわからずですがバイタリティーを強く持ち挑むと決意をしたところでバイバイとさせていただきます。行ってまいります!」と独特な表現で意気込みを語った。

 3月に世界王座に返り咲いた岩田は、WBCから同級1位のエリック・バディージョ(メキシコ)との指名試合を指令されている。「これから成田走り込みキャンプに行ってきます!次戦、強い相手と対戦するといううわさも多方面から聞こえてきているので気合を入れて中村ストレングス&コンディショニングコーチとチームで心肺と脚を徹底的に追い込んで心身共に強くなって帰ってきたいと思います!応援よろしくお願いします!」とコメント。

 3月に高田勇仁(ライオンズ)との再戦を制し、初防衛に成功した松本は「久しぶりの成田キャンプに舞い戻ってきました!チャンピオンになって成田に戻ってくることができてうれしく思います。

熱い夏に向けて土台からつくっていけたらと思います。到着したら早速トレーニングに入りますが、最後までけがなく中村ストレングス&コンディショニングコーチのもとで頑張ってきます!」とコメント。

 アマチュアの2021年世界選手権バンタム級金メダリストで、プロ5戦目での世界挑戦を視野に入れる坪井は「これから走り込み合宿。参加できることに感謝して全力で楽しんでやり切ります。次戦に向けて足りない足腰や体力を重点的に鍛えます」と力強く語った。

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