◆春季高校野球近畿大会 ▽準決勝 智弁和歌山4―0立命館宇治(30日・わかさスタジアム京都)

 智弁和歌山(和歌山1位)が立命館宇治(京都2位)を4―0で下し、3年連続決勝に進出した。5回2死一、三塁から荒井優聖一塁手(3年)の右前適時打で先制すると、8回2死満塁で6番の楠本龍生二塁手(3年)が右越えに走者一掃の三塁打を放ち加点。

投げては先発・和気匠太(3年)、三嶋健太(3年)、米原佑真(2年)の継投で無失点に抑えた。

 8回に値千金の三塁打を放った楠本は「打ったのはインコースの真っすぐ。(バットの)先っぽだったけれど(野手の頭は)越えると思った」と笑顔。中谷仁監督が「田舎の調子乗っているお兄ちゃん」と表現する男は、ど派手なガッツポーズで喜びを表現。「自分は結構チャンスが好きなので。チャンスは面白い」と勝負強さを見せつけた。

 指揮官は「荒井も楠本も、チャンスで前の打者が打ち取られた後に頑張った。そこを評価したいなと思います」と話した。

 3年連続決勝進出。一昨年、昨年とも準優勝に終わっている。楠本は「監督さん(が現役=1997年)の時も春に(近畿大会で)優勝して、甲子園で優勝している。絶対勝ちたいです」。

監督が歩んだVロードに続く。勝負強い打撃で活躍を誓った。

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