◆米大リーグ ドジャース5―13エンゼルス(7日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ナ・リーグ西地区首位を快走するドジャースが10連戦ラストで今季初の2ケタ失点を喫して大敗。カード3連勝を逃し、貯金20の大台チャレンジは今後にお預けとなった。

この10試合は6勝4敗だった。

 「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(31)は5打数2安打と奮闘したが、今季3度目の2試合連発はならなかった。それでも、6月は出場6試合で5度目のマルチ安打で打率3割2厘に上げた。

 ロバーツ監督は「今の彼はコンディションがいいのだと思う。ボールがよく見えているし、常に強い打球を放っている。本当に素晴らしい内容を続けてくれている。彼が好調だとまるで常に塁上に出ているような感覚になり、確実に打線に火をつけてチームの得点力アップにつながる。心強い限りだ」と目を細めた。この日でメジャーで重要視されるOPS(出塁率+長打率)がリーグ1位の・939になったが、その上で指揮官は「彼はまだ完全に火がついた(絶好調)とまではいってないと思う。本当の爆発はこれから来るはず。にも関わらず、これだけ強い打球を放ち、しっかり四球も選んでいる。そして、彼はマウンドでも(仕事を)並行してこなしているわけだ。

大谷翔平という選手がいかに特別な存在であるかが分かる」と賛辞の言葉を並べた。

 大谷はこの日、3回1死では右腕ソリアーノの96・3マイル(約155キロ)シンカーをうまく捉えて、右前に打球速度112・3マイル(約180・7キロ)の弾丸ヒット。続く2番フリーマンの右前打で大谷は一塁から一気に三塁を陥れると、少しオーバーランしたところから両手を着いて帰塁。その勢いから塁上で一度だけ腕立て伏せのような動作を見せた。この一連の流れは現地放送局もアップで伝えた。大谷は1死一、三塁から3番タッカーの捕ゴロに反応して好スタートを切り、チーム初得点を記録した。

 7点を追う7回先頭では三塁への内野安打。見逃せばボールだった左腕ポメランツのナックルカーブに手を出したが、止めたバットに当たった打球は三塁線寄りへ。三塁手はあらかじめ“大谷シフト”で遊撃寄りに守備位置を取っており、ダイビングして好捕したものの、大谷の足にはかなわなかった。

 試合後にはグラウンドに登場し、キッズランのイベント中だったファンの前でキャッチボールを開始した。次回は10日(日本時間11日)の敵地・パイレーツ戦に登板予定の大谷。通常は登板2日前にブルペン入りするが、今回は2日前が試合のないオフ日。

ピッツバーグへの移動もあることから、超異例の投手調整を選択したようだ。ブルペンには入らなかったが、左翼で強めの平地スローをして備えた。

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