中国国家映画局の統計によると、2026年夏季映画シーズンの興行収入は124億9800万元(約2949億円)、観客動員数は延べ3億4000万人に達し、前年同期比でそれぞれ4.45%、5.86%増加しました。国産映画に加え、輸入映画も豊富に供給され、多くの海外作品が中国本土と海外で同時、あるいは海外に先駆けて公開されました。
今年の夏季シーズンには、毎週輸入映画が公開されました。『トイ・ストーリー5』『オブセッション 災愛』『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』『オデュッセイア』『ウォーリー』『ショーシャンクの空に』が中国本土の映画館で相次いで公開されました。
2026年上半期には、国内の映画館で計58本の輸入映画が上映され、累計興行収入は33億2300万元(約783億円)に達し、前年同期比で6億2900万元(約148億円)増加しました。輸入映画の興行収入シェアも前年同期の9.22%から19.15%へと大幅に上昇しました。中国は既に世界の大作映画にとって欠かせない中核市場となっています。これにより、海外の映画制作・配給会社も中国市場の公開時期に合わせたスケジュール調整やコンテンツの最適化を加速させています。例えば、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は中国では北米市場より2日早く公開され、主要スタッフやキャストが中国を訪れてプロモーション活動を行い、中国語版のプロモーション曲を発表し、限定グッズを発売し、異業種とのコラボレーションも展開しました。『オデュッセイア』は中国でのプレミア上映を世界的な宣伝活動の重点の一つと位置付けました。また、『ズートピア2』は7年前から中国の巳(み)年にまつわる文化を参考に、続編のストーリーを構想していたということです。
こうした市場の動向に対応し、中国映画集団の輸入・配給部門は「銀幕交流計画」という企画を展開し、全国50余りの都市で500回を超えるテーマ別上映会や交流イベントを開催しました。(提供/CGTN Japanese)











