2026年9月4日、韓国・聯合ニュースは米国のドナルド・トランプ大統領が、アラスカの液化天然ガス(LNG)プロジェクトをめぐり、韓国と日本の名前を再び挙げたと報じた。
記事によると、トランプ氏は、2日(現地時間)、ホワイトハウスで記者団に対し、11月の中間選挙で3選に挑む共和党のダン・サリバン上院議員を支援するため、アラスカへ訪問する予定を発表する中で、突然韓国と日本について言及した。
トランプ氏はサリバン氏について「素晴らしい上院議員だ」と評価した上で、「私ほどアラスカを助けた人はいない。われわれは数十億ドルを投資し、数兆ドルの価値を生み出した」と強調。その後、韓国と日本がアラスカへ向かっていることに言及した。トランプ氏は、「日本と韓国がいる」とし、「これらすべての人々がアラスカへ行き、燃料を積み、石油を積み、パイプラインを建設し、そのほかあらゆる作業を行っている」と発言したという。
今回の発言は、トランプ氏が今年1月20日に米国と韓国、日本との貿易合意を紹介した際に言及した「アジアへ天然ガスを輸出するためのアラスカ・パイプラインプロジェクト」を指しているとみられる。当時トランプ氏は、韓国と日本との貿易合意について説明する中で、「韓国・日本との合意によって前例のない水準の資金を確保した」と強調していた。
日韓と米国との貿易交渉では、相互関税を25%から15%へ引き下げる代わりに、韓国が3500億ドル(約55兆円)、日本が5500億ドル(約86兆円)規模の対米投資を実施することを約束したとされる。トランプ政権はこれまで、この日本と韓国による対米投資資金が同プロジェクトに投入される可能性について言及してきた。
アラスカLNGプロジェクトの計画では、アラスカ・ノーススロープ地域で採掘した天然ガスを、約1300キロに及ぶ新たなパイプラインを通じて南部のニキスキまで輸送し、そこで液化した後、需要地へ供給する。このプロジェクトは、トランプ政権が重要政策の一つとして掲げている事業で、韓国と日本に繰り返し参加を求めている。
これを受け、記事は「このLNGプロジェクトは莫大な建設費用などの問題から、リスクの高い事業とみなされている」と指摘。「今回のトランプ氏の発言を受け、韓国企業にアラスカLNGへの参加を求める動きなのではないかとの見方が広がっている」と伝えた。
これについて韓国のネットユーザーからは「また韓国と日本の名前を出してきたな」「結局、韓国と日本にアラスカへ投資してほしいということだろう」「3500億ドルも投資することになったのに、さらにLNGまで参加するの?」「米国からすると韓国と日本は完全に投資してくれる国という認識なのか」「関税を下げる代わりに投資を要求する。結局こういう交渉だったということ」などの声が上がった。
また、「韓国がアラスカの天然ガスを買うこと自体は悪くないと思う。ただ条件が重要」「アラスカLNGが本当に経済性のあるプロジェクトなのか、そこをまず確認するべき」「米国のエネルギー安全保障には重要だろうけど、韓国企業にとってどれだけ利益があるのか分からない」「日本も5500億ドル、韓国も3500億ドル。トランプ政権は日韓からすでに大きな投資を引き出している」「結局、できたガスも高い価格で買わされるなら意味がない」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)











