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「わろてんか」134話。もしかして「わろてんか」も検閲されているのか

2018年3月13日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「わろてんか」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第24週「見果てぬ夢」第134回 3月12日(月)放送より。 
脚本:吉田智子 演出:保坂慶太
イラスト/まつもとりえこ

134話はこんな話


慰問や寄付が認められて、てん(葵わかな)は国から勲章をもらった。

てんが勲章を


月曜の朝、最初に、リリコの歌(いつもの「アラビヤの唄」)が流れたので、ちょっと明るい気分になったが、
すぐに、戦争で娯楽への検閲が厳しくなって・・・という暗い話題に。

北村笑店は、外国だけでなく国内にも慰問に行くようになる。
社内の芸人の香盤表に寄席だけでなく「わろてんか隊」の欄ができていた。
もうずいぶん老人であろう、亀井(内場勝則)が内地慰問団の団長として働かないとならないほど、
手が足りないらしい。

そんななか、てんが国から勲章をもらうことになった。慰問団や寄付がお国に貢献したと認められたのだ。
新聞には「女太閤」と書かれ、てんは喜びながらも「女だてらに」と言われている気がすると、少し気にする。
「わろてんか」のてんは、大志を抱くことなく、あくまでも亡き夫の夢を叶えるために行動しているように描かれている。女が生きづらい社会を変革しようというような考えはまったくもってない、とてもニュートラルな人物なのだ。そんな細腕の彼女を、風太(濱田岳)や栞(高橋一生)たちが支えている。
着物のご婦人だからと、代わりに風太が胴上げされたのは、影で支える風太へのねぎらいのようで、良かった。

栞は検閲を


てんから勲章の報告を受けた栞(高橋一生)は、
「ぼくのつくる映画は国から目をつけられて困っているからねえ」と苦笑い。

栞(高橋一生)の部屋に、「キースのあきれた恋道中」というポスターが飾ってあり、
キース(大野拓朗)が映画主演と北村笑店でも盛り上がっていたこともあって、検閲対策に、たわいないお笑い映画をつくったのかと思って視ていたら、なんと、この映画が厳しく検閲される対象に。
社会風刺や男女の劣情を催す表現が引っ掛かって、上映中止になってしまった。

内務省の検閲官(伊藤正之)は、接吻が連想されるだけでも「カットしておきました」と言う。
「観た者が自由恋愛を謳歌したいと思ってしまう可能性があります。
 西洋風の軟弱で退廃的な恋愛は命を惜しまず闘うべき若者に悪影響を及ぼしかねません」
と、キース、渾身のシーンばかりが切られてしまう。

次々、検閲にひっかかり、栞の会社は経営が苦しくなっていく。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

「「わろてんか」134話。もしかして「わろてんか」も検閲されているのか」のコメント一覧 6

  • beer 通報

    亀さんって、80歳くらいになるんでしょ?そんな年寄りを危ない場所に行かせて、国から勲章がもらえるかもって みんなが喜ぶシーンに虚しさを感じました。残酷なドラマだ。

    7
  • 匿名さん 通報

    検閲というより、改竄されてるかも⁉

    6
  • 匿名さん 通報

    ドラマと関係ない政治コメント、つまらないですよ。

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  • 匿名さん 通報

    検閲というのは、軍に都合の悪い事象は削除/改変更 今の安倍の忖度より分かりやすいですけど。

    2
  • 匿名さん 通報

    >山下役の玉置孝匡  誰かと思ったら、専務の人か、この人だけ説明がなかったから分かりにくかったです。

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