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「モンテ・クリスト伯」他人を不幸に陥れた復讐鬼ディーンは、結局幸せになれないという寓話性。今夜最終話

2018年6月14日 09時45分 ライター情報:むらたえりか
公平「真海は何者だと思う?」
神楽「たぶん、入間さんの考えと同じです。あいつをもう一度殺してください」

6月7日(木)放送の木曜劇場モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―(フジテレビ系列)第8話。
復讐対象である入間公平(高橋克典)、神楽清(新井浩文)、南条幸男(大倉忠義)の3人が、モンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)の正体に気づいた。それをわかっていながらも、あくまで「真海」として振る舞う柴門暖。ふざけているのか、それとも追い詰められつつあるのか。
イラスト/Morimori no moRi

「幸せにはなれないんだと思います、他人を不幸にしても」


マネージャーとして幸男に近づいていたエデルヴァ(桜井ユキ)。幸男を自殺させる予定だったが、幸男の娘・明日花(鎌田恵怜奈)に情が湧き、彼を助けてしまった。
そのため、真海はグラスや窓ガラスを破壊するほど怒り、エデルヴァを追い出そうとする。

エデルヴァ「真海さんは、復讐が終わったらどうするつもりなんですか」
真海「もう君は自由だ」
エデルヴァ「幸せにはなれないんだと思います、他人を不幸にしても」
真海「私の幸せは、私が決める」

「幸せ」というワードが出てきた。エデルヴァは、憎い幸男を殺せば自分は幸せになれると思っていたのかもしれない。でも、自分と同じように親を亡くす明日花のことを思うと、幸せにはなれなかった。

でも、真海は違う。もともと幸せになるために復讐を計画したわけではなく、自分と同じ苦しみを味合わせたい一心だった。復讐が終わったあとの自分がどうなるかなど考えず、目標に向かって突き進んできた。

真海とエデルヴァに殺されかけた幸男。エデルヴァに「人生の全てに懺悔しろ」と言われ死にかけたにも関わらず、後悔などしている様子もない。真海に促され思い詰めて幸男を殺そうとしてしまうすみれ(山本美月)を羽交い絞めにし、「俺を殺したいんだろ」と詰め寄る。

すみれの首にドライバーの先を突き付ける幸男。愛するすみれと明日花との「幸せ」は、もう失われた。かつて幸男は、暖という他人を不幸にして幸せを手に入れた。けれど、エデルヴァの言うとおり、他人を不幸にしても完全に幸せにはなれなかった。

公平の娘・未蘭(岸井ゆきの)を殺そうとしていた瑛理奈(山口紗弥加)も、未蘭が倒れたことで、公平が自分より未蘭を大切にしていることを目の当たりにする。他人を踏みつけてでも自分が幸せになろうとする人が不幸になっていく。
逆に、自分を投げうってでも他者を守ろうとしている神楽留美(稲森いずみ)は、不幸の中に幸せを見出しつつある。

ライター情報

むらたえりか

ライター/PR企画者。宮城県出身・女子校育ち。「アオシマ書店」で写真集レビューなどを執筆。ハロプロ、ヒーロー、ベガルタ仙台が好き。

URL:わたしとたのしいくらし

「「モンテ・クリスト伯」他人を不幸に陥れた復讐鬼ディーンは、結局幸せになれないという寓話性。今夜最終話」のコメント一覧 2

  • 匿名さん 通報

    ドライバーでしたっけ。注射器だったような。

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  • 匿名さん 通報

    原作モンテ・クリスト伯のテーマって、「待て、しかし希望せよ」なので、そこ変えちゃったらストーリーの上なぞりで終わりませんか?

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