がんで死亡した中国人女性のうち、死亡率が最も高かったのは肺がんであることが分かった。中国メディアの瀟湘晨報が16日付で報じた。
記事によると、中国人女性のがんにおいて、肺がんは罹患率で2位、死亡率で1位となった。湖南省第二人民医院腫瘍センターの専門家で主任医師の楊農(ヤン・ノン)氏は、「肺がんの90%はたばこと関係がある。受動喫煙や調理時の油煙が主な原因である」と指摘した。肺がんを発症した中国の女性のうち、86%はたばこを全く吸ったことがない人だったという。
また、天津市衛生健康委員会の発表によると、女性の肺がん発症率上昇の原因は現時点で明確になっているわけではないものの、受動喫煙が主なリスク要因である可能性が高い。喫煙しない中国の女性の受動喫煙の曝露率は約70%に達しており、この層は女性肺がん患者のおよそ4分の1を占めるとみられるという。
記事は、「受動喫煙が乳幼児や青少年の発育に影響を与えること、呼吸器疾患患者の症状を悪化させること、肺がんの発症率上昇を招くこと、心血管・脳血管疾患のリスクを高めることは、すでに十分な証拠によって示されている」と指摘。中でも女性や子どもが主な被害者になっていると伝えた。
中国のネットユーザーからは「喫煙者が至る所にいる」「エレベーター内の喫煙は最も被害が大きい。逃げ場がない」「道で歩いていても前方からたばこのにおいが漂ってくる。屋外にいても逃げられない」「たばこを吸う彼氏は断固拒否。断固」「喫煙者は他人に害を与えるんだから実名制にして、医療保険料を高く支払うべき」といった声が上がった。
また、「それが分かってて、なぜ禁煙にしない?」「事ここに至って、まだ多くの場所では室内完全禁煙さえも普及していない」「だから、規制しろよ」「法律を作って公共の場所での喫煙を禁止すべき」「こんな状況なのに、まだ公共の場所での喫煙を禁止しないの?」「私たちが欲しいのはデータではなく、問題の解決だ」といった意見も少なくなかった。
一方で、「またたばこがやり玉に挙がったよ」「副流煙だけでなく、調理時の油煙もだいぶ害があるだろう」「炒め物は控え、副流煙も吸わない。汚染から距離を取る」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/北田)











