2026年5月3日、世界スーパーバイク選手権(WSBK)第4戦・ハンガリーラウンドで中国の張雪オートバイ(張雪機車、ZXMOTO)チームが途中リタイアに終わったことが中国のSNS・微博(ウェイボー)で注目を集めている。
張雪オートバイチームは、WSBK第2戦のポルトガルラウンド・WorldSSPクラスで2レース連続優勝を果たすなど、ドゥカティ、ヤマハ、カワサキなど日本や欧州の名門ブランドが独占していた中に中国勢が初めて風穴を開けるような歴史的快挙を成し遂げたことで注目度とブランド認知度が高まり、販売台数が20~30%程度伸びているほか、注文の急増により納車期間が3カ月待ちに延びるなど人気を集めている。
優酷体育などのスポーツ系アカウントがウェイボーに投稿したところによると、3日に開催されたハンガリーラウンドのレース本戦中、53番をつけた張雪オートバイのマシンが突如失速し、コース脇に停止したままリタイアした。張雪オートバイチームは15日の次戦チェコラウンドに参戦予定だという。
マシン失速と故障によるリタイアの理由について、チーム最高責任者の張雪(ジャン・シュエ)氏は「レース1周目でリタイアしたことは残念だ。現場との連絡では機械系統に故障が発生したようだ。エンジンのオイル圧が低下したことは分かっているが、より詳しい原因は今後の調査で明らかになるだろう。レースというのはこうしたことが起きるのが当たり前だ。マシンは極限まで性能を引き出される形で使用される。どのブランドでもこのような問題は起きている。レースの公式ルールでは、どのチームもエンジンは3基までしか使用が許可されていない。問題を早急に突き止めた上で、改善が見込めるか判断する」と説明した。
中国のネットユーザーからは「問題があるなら解決すればいい」「レースは一瞬で変化する」「レースはメーカーにとっての究極のテストでしかない」「張雪オートバイのおかげで多くの人がレースに注目するようになった」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/原邦之)











