中国SNSの微博(ウェイボー)で6日、中国とインドの数億人のサッカーファンは6月に開幕するワールドカップ(W杯)を視聴できない可能性があるとする投稿が注目され、トレンド上位に浮上した。

ロシアの通信社スプートニクの公式ウェイボーが5日、ロイター通信の報道として伝えたところによると、世界で人口の多い2カ国の数億人のサッカーファンは、インドでの国内放映権を巡る行き詰まりと中国での公式決定がないことから、6月に開幕するW杯を視聴できない可能性がある。

2人の情報筋によると、インドでは、リライアンスとディズニーの合弁会社が2026年W杯の国内放映権に2000万ドル(約31億6000万円)を提示したが、国際サッカー連盟(FIFA)の希望価格をはるかに下回るものだったため受け入れられなかった。第三の情報筋によると、ソニーも交渉に参加したがコストに見合わないとして撤退した。

約2億人のサッカーファンがいる中国でも、国内放映権の契約に関する公式発表はまだない。FIFAによると、22年W杯では世界のデジタルおよびSNSにおける視聴時間の49.8%を中国が占めた。

FIFAによると、これまでに175を超える国・地域と26年W杯の放映権契約を締結している。中国およびインドとの交渉は継続中で、現段階では機密事項として扱われるという。

この報道について、中国のウェイボー利用者からは「最終的には交渉がまとまると思うけどね」「(米国、カナダ、メキシコの3カ国共催となるため時差の関係で中国では)試聴しにくい時間帯だし、中国代表も出場しないから、見られなくてもいいかな」「中国では各省のサッカーリーグが盛り上がっているので、W杯は絶対に見たいというものでもない」「中国には2億人のサッカーファンがいるって本当なの?」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

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