2026年5月12日、中国のポータルサイト・捜狐に「NARUTO -ナルト-」の言葉が大人を癒やしてくれる理由について論じた記事が掲載された。
記事は、「『NARUTO -ナルト-』は放送終了から長い年月がたった今でも繰り返し見返す人が後を絶たない。
そして、「幼い頃のナルトは、誰にも理解されず、周囲の人もナルトに近づこうとはしなかった。どこへ行っても煙たがられ、悪いことなど何一つしていないのに、いつも異端者のように扱われていた。あの孤独感は大人になってから多くの人が経験するものでもある。努力しても認められないこともあれば、誤解されることもある。あるいは単純に、自分は十分に優秀ではないと感じてしまうこともある」とした。
その一方で、「ナルトの最もすごいところは、どれほど周囲に軽く見られても、自分自身を本当の意味で見捨てなかったことだ。『よし、今決めたってばよ!!オレは オレの忍道を行ってやる!!』とのせりふは今聞いてもなお胸を熱くさせる。現実で最も難しいのは、他人に勝つことではなく、どん底にいる時でも自分の進むべき方向を見失わずにいられるかどうかだ」と言及した。
また、「『失敗しても立ち上がることが本当の強さ』というせりふを好きだという人も多い。
一方で、「多くの場合、人は何度も転ぶことで少しずつ強さを身につけていく。『NARUTO -ナルト-』の特に素晴らしい点は『失敗』を恥として描かないことだ。ナルトは負けることもあれば、恐怖に怯えることもあり、心が折れそうになることもある。それでも毎回必ず立ち上がる」と強調した。
記事は、「子どもの頃はただの熱いせりふに聞こえた『火影になった者が皆から認められるんじゃない。皆から認められた者が火影になるんだ』という言葉も、大人になってから非常に現実的だということに気づく。本当の信頼や評価は肩書きによって得られるものではない。
そして、「これこそが、物語後半になるにつれてナルトがますます支持されていった理由でもある。かつて誰からも期待されなかったナルトが実は多くの天才以上に強い存在だったと人々が気づいたからだ。さらに多くの人の心を打つのが、ナルトが仲間を何より大切にしている点だ。自身が孤独を知っていたからこそ、誰よりも身近な人を大切にしている。だからこそナルトは何度でも命懸けで仲間を守ろうとするのだ」と論じた。
さらに、「『NARUTO -ナルト-』が本当に描いていたのは、派手な忍術ではなく、人と人との絆だったのだと後になって気づく。人生は常に順調でいられるわけではない。誤解されることもあれば、否定されることもある。すべてを投げ出したくなる瞬間も必ず訪れる。
記事は、「本当に強い人とは、一度も負けない人ではない。何度負けても、それでも前へ進み続けようとする人なのだ。だからこそ、今なお多くの人がナルトを好きでい続けている。ナルトは多くの人にたとえスタート地点が低くても、諦めさえしなければ、いつか必ず世界に認められる日が来るのだと信じさせてくれた」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)











