中国メディアの快科技によると、中国のインターネット上でこのほど、国際サッカー連盟(FIFA)の公式ウェブサイトに中国語版がないことが話題となった。
米国、カナダ、メキシコの共催で行われるFIFAワールドカップ(W杯)2026の開幕まで1カ月を切る中、中国ではこれまでのところ放映に関する公式発表がないため、サッカーファンをやきもきさせている。
その背景にあるのが、出場チームが32から48に増加し、試合数も64から104に増加したことを根拠とする放映権料の高騰だ。中国では1982年大会以来、国営中央テレビ(CCTV)が放映権を取得してきたが、開幕1カ月前までに取得できていないのは今回が初めて。FIFAの提示額がCCTVの予算を大きく上回っているため、契約交渉がまとまらないという。
そうした中、快科技によると、中国のネット上ではFIFAの公式サイトを巡り、英語版やフランス語版、ドイツ語版、スペイン語版、ポルトガル語版、イタリア語版だけでなく、日本語版や韓国語版、インドネシア語版もあるのに、世界に14億人超の使用者がいる中国語版がないことに不満の声が多く寄せられているという。あるネットユーザーは「これがFIFAの世界最大の消費市場に対する態度か」と怒りをぶちまけた。
FIFAによると、前回22年W杯では世界のデジタルおよびSNSにおける視聴時間の49.8%を中国が占めた。(翻訳・編集/柳川)











