2026年5月18日、新華網によると、四川省華鎣市の観光施設で発生した「滝ブランコ」転落死亡事故は従業員の不適切な操作が原因であることが調査で判明した。被害者は16歳の女性で、事故は大型連休期間中の3日午後に華鎣市の瑪琉岩探検公園で発生した。

「滝ブランコ」は滝を背景に大きく空中をブランコのように揺れる体験型アトラクションで、通常は宙づりの状態で高所のプラットフォームから滑車で移動し、約10メートル離れた岩壁のない地点で滑車から切り離され、腰のあたりに装着された安全ロープによるスイングが始まる仕組みになっている。

中国のネット上で拡散した動画によると、プラットフォームから滑り出す直前に同行の家族が冗談で「安全ベルトが締まっていない」と大声で叫び、笑い声が聞かれるなど和やかな雰囲気だった。ところがプラットフォームを離れた直後に女性が滑車から外れて転落し、岩壁に繰り返し激しく激突した。現場にいた目撃者や家族は恐怖のあまり悲鳴を上げたという。女性は搬送先の病院で死亡が確認された。

記事は、華鎣市応急管理局の王安全(ワン・アンチュエン)局長が、現場従業員の操作が不適切で、女性が安全な位置に到達していない状態で滑車からの切り離しスイッチを入れてしまったと説明するとともに、ネット上で拡散した「ベルトが締まっていない」という叫び声については、女性本人ではなく周囲にいた人の声だとコメントしたことを伝えた。

そして、華鎣市の事故調査チームが企業の生産安全責任事故と認定し、公園と関係企業に営業停止処分が下されたほか、企業の事故責任者には法に基づき刑事強制措置が取られたと伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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