EVよりFCVに積極的な日本、「国運を賭けた一手」か=中国

EVよりFCVに積極的な日本、「国運を賭けた一手」か=中国
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 2020年の中国の自動車販売台数は前年比で1.9%減少したが、新エネルギー車に限ると10.9%の増加だった。中国における新エネルギー車は電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)のいずれかとされるが、新エネルギー車の多くがEV車であり、中国では他国に先駆けてEV車の普及が進んでいる。

 一方、日本ではEV車がなかなか普及していないが、これはなぜなのだろうか。中国メディアの騰訊はこのほど、日本はEV車を積極的に普及させていないとし、この理由について分析する記事を掲載した。「国運を賭けた一手を打っているため」という。

 記事が指摘した「国運を賭けた一手」とは、FCV車のことだ。記事によると、日本はEV車ではなくFCV車の普及を目指しているという。この理由について、日本は電力が不足気味なこと、発電のために火力発電を使用すると二酸化炭素を多く排出することになり、使用済みのバッテリー処理は環境負荷が高いのでかえって環境汚染になること、EV車は航続距離が短いことなどがあると分析した。

 続けて記事は、日本はすでに長年FCV車の研究を続けており、すでに実用化していると指摘した。FCV車は水素と酸素を燃料としているので汚染の問題が少なく、航続距離が長くて、水素の充填時間や価格はガソリンと変わりなく、給電機能まであって多くのメリットがあると伝えている。

 それで記事は、日本がFCV車への「賭け」に勝てば、日本は原油や天然ガスの輸入依存から抜け出すことができ、新エネルギーに関連する産業チェーンのトップに立つことができる可能性があると説明している。ガソリン車販売禁止の方向に世界が進んでいるなかで、FCV車の普及を目指す日本は、EV車の普及を進める中国とは異なる戦略を取っている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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