前週末の好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が根強いほか、米株の高値更新も追い風だ。先週末の米株市場では、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.2%高と7日続伸し、4日連続で最高値を塗り替えている。人工知能(AI)産業拡大で恩恵を受けやすい銘柄群を物色する動きが継続した。中東情勢の不透明感などでハンセン指数はマイナス圏でスタートしたが、程なくプラスに浮上している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、ゴールドジュエリー販売の老鋪黄金(6181/HK)が7.7%高、デリバリー事業大手の美団(3690/HK)が6.5%高、コンテナ海運大手の東方海外(316/HK)が5.9%高と上げが目立った。美団株などテック銘柄に買いが先行する中、ハンセン科技(テック)指数は1.7%高と他の主要指数をアウトパフォームしている。
セクター別では、クラウドやソフトウエア開発などAI関連が高い。金蝶国際軟件集団(268/HK)が19.4%、微盟集団(2013/HK)と金山雲HD(3896/HK)がそろって7.9%、商湯集団(センスタイム・グループ:20/HK)が6.0%、北京第四範式智能技術(6682/HK)が5.3%、青島創新奇智科技集団(2121/HK)が3.2%ずつ上昇した。
中国の不動産セクターも急伸。中国奥園集団(3883/HK)が7.5%高、合景泰富地産HD(1813/HK)と旭輝(884/HK)がそろって6.6%高、越秀地産(123/HK)が5.0%高で引けた。
自動車セクターも物色される。
半面、半導体セクターの一角は安い。蘇州納芯微電子(2676/HK)が8.1%、瀾起科技(6809/HK)が6.9%、華虹半導体(1347/HK)が5.6%、英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が5.1%ずつ下落した。同セクターはこのところの上昇が急ピッチだっただけに、利益確定売りが先行している。
本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.27%安の4057.74ポイントで取引を終了した。ハイテクが安い。医薬、消費、自動車、空運なども売られた。半面、銀行は高い。資源・素材、公益、不動産、海運も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











