広東省深セン市内で17日午後9時ごろ、走行中のトラックが積んでいた携帯電話用の電池が爆発・炎上した。荷台部分が箱状のトラックだったが、電池の爆発で天井部分に大穴があいた。
電池は次々に爆発し、飛び出して周辺に落下した。深セン商報などが報じた。

 最初は走行中のトラック荷台の後ろから黒煙が噴き出した。その直後に「バン!」という大きな音がして、天井部分に穴が開いて炎が噴き出した。電池1つが爆発・炎上して周囲を加熱し、大量の電池が爆発したと見られている。

 天井から噴き出た炎は10メートル以上の高さになった。荷台内部から何度も爆発音が響いた。そのたびに、炎が噴き上がった。夜空を背景に燃える電池がはぜ散り、周囲に落下した。

 運転手は爆発が始まった早い段階で、後部の荷台の異変に気づき、トラックを停車させて逃げた。しかしほどなく、荷台部分で爆発を繰り返すトラックに戻って来た。運転台から、「証明書」を持ちだすためだったという。
詳しく報じられてはいないが、携帯電話用電池を大量に輸送するための許可証だった可能性がある。

 通報を受け、消防車5台が現場に到着した。放水を続け、午後11時ごろまでに鎮火に成功した。

 トラックに戻った運転手を含め、同爆発で死傷者は出なかった。

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◆解説◆
 中国では、携帯電話用電池の爆発がしばしば発生している。それ以外によく爆発する電池としては、電動スクーターなどで用いるバッテリーがある。広西チワン族自治区南寧市では2013年12月9日に、走行中のトラックが満載していた電動スクーター用バッテリーが次々に爆発した。トラックは激しく燃え、燃料タンクも爆発した。同爆発で死傷者はでなかった。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)


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