日本特有の宗教である神道の信者も8000万人以上いることになっているが、実際には神道について深くは知らな日本人は多いのではないだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、神道を「不遇すぎる」日本の宗教として紹介する記事を掲載した。
記事によると、「不遇すぎる」と主張した理由は日本人自身が神道を信じていると言わないからだというが、その一方で日本には熱心に神社を参拝する宗教心のある人が多いのも事実と指摘。信仰というより宗教が生活の一部になっており、島国で昔から災害の絶えなかった日本では、災害の起こりやすい水辺や火山付近に神社があることが多く、国民を引き付けるために政治にも利用されてきたと伝えた。
また記事は、戦後には公害の頻発で自然への畏敬の念を強めさせ、近年では神道に関連した場所が国立公園として保護されるなどしていると紹介、現代でも神道は日本人の生活に浸透していると伝えた。
日本人の場合、お盆にはお寺にお墓参りをし、クリスマスを祝い、年始には神社に参拝するなど、熱心に信仰しなくとも様々な宗教の行事が日常に存在する不思議な実態がある。
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