記事はまず、世界の市場における日本車の人気の高さを紹介。2019年の世界市場を車種別の販売台数でみると、トップ10に日系車は5車種ランクインしていた。1位がカローラ、3位にRAV4、4位はシビック、5位がCR-Vで、8位にカムリがランクイン。上位5位のうち4車種が日本車だった。
では、日本人はどんな車に乗っているのだろうか。
しかも、日本で人気のモデルは中国市場では流通していないか、あまり売れていないと記事は紹介。日本で人気なのは、世界初の量産ハイブリッド自動車であるトヨタ・プリウスや、日産・ノートのような経済的かつ小型の乗用車や、軽自動車だと伝えた。記事は、中国ではハイブリッドはあまりなく、小型車や軽自動車よりも「大きくて見栄えのする車」が好まれると比較している。
ただ、「富裕層の好む車は似ている」そうだ。
記事に対して、「日系車には10年も乗っているが、大きなトラブルはまったくなく、感動してしまう」と日系車の質を称賛する人や、「価値のあるものにしか投資しない主義なので、国産車は支持しない」という人がいる一方で、「メンツのために、好きでもないブランドの車に乗らなければならない」と、中国人の消費概念にうんざりしながら、金持ちと見なされるためにはそうするしかないという人もいた。
中国ではまだ自動車がステータスの象徴となっているようだが、メンツを気にせず、日本のようにより実用的な自動車を選ぶ人が増えるにはまだ時間がかかるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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