◆JERAセ・リーグ 阪神7―5中日(19日・甲子園

 弾丸ライナーで突き刺した。阪神・佐藤が3試合連続の逆転勝ちを決定づけた。

1点リードの7回先頭、右腕・根尾の直球を振り抜いた打球は低い弾道でバックスクリーンにグサリ。「本当に(弾道が)低い、すごくいい打球だったなと思います」。3戦ぶりとなる今季5号ソロで、対中日戦は球団初の開幕6連勝に導いた。

 自画自賛の一発は球場表示で打球速度180キロ、角度21度、飛距離125メートル。長打になりやすい「バレルゾーン」は打球速度158キロ以上、角度26~30度とされるだけに、米大リーグスカウトも驚きを隠せなかった。メッツ、ジャイアンツら4球団がネット裏で視察。強豪チームのスカウトは「すごい打球。昨年からさらに進化している。間違いなく上に報告する」と興奮気味だった。まさに“メジャー驚がく弾”で、近い将来の挑戦を希望する主砲の評価もどんどん上がっていきそうだ。

 初回に中越え適時三塁打、5回には左犠飛で19打点は再びリーグ単独トップに立ち、打率3割8分4厘と2冠。「目の前の試合に集中して勝利を積み重ねたい」。

チームは今季最多の貯金8とし、着実に白星を量産。4番の打棒はとどまるところを知らない。(小松 真也)

 〇…佐藤が甲子園カメラマン席の転落対策の必要性を訴えた。18日の中日戦(甲子園)で、中日の三塁手・福永が飛球を追いかけた際に落下し、頭部を負傷。緊急搬送された。「僕らはある程度分かっているけれど、それでも危ないので。対策してもいい。球団とも話しながらやりたい」。試合前練習中には、球場関係者が現場を確認する姿もあった。

編集部おすすめ