◆JERAセ・リーグ 巨人2-3広島(30日・東京ドーム)

 広島・坂倉が、狙い澄ましたひと振りで勝利をもたらした。0―2の8回2死一、二塁。

3ボールから強振して右翼席へ逆転の3号3ラン。「振るとは決めていました。強く振り抜けた」と納得の一撃。開幕3連戦(マツダ)で中日に3連勝して以来9カードぶり、4月初の勝ち越しに導いた。

 新井監督の「スイングしろよー!」という祈りが通じた。ルシアーノが7球連続ボールと苦しむ状況で、ど真ん中の直球を完璧に捉えた。打線は7回2死まで無安打に抑え込まれ、チーム2安打目で勝負を決めた。坂倉は、4月28日のカード初戦は2号3ランを含む3年ぶりの1試合4打点でチーム今季最大の10点差勝利に導いた。3戦連続で座った4番の役割を果たした。

 東京Dでの巨人戦も24年8月20~22日以来の勝ち越だった。9連戦を幸先いい形でスタートした。新井監督は「逆転勝ちということで、これをつなげて、ホームに帰っていい戦いがしたい」と、5月の戦いに目を向けた。

4月は月間借金8で終え、借金6。粘り強さを見せた1勝から、流れに乗っていく。(畑中 祐司)

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