◆高校野球春季兵庫県大会 ▽準決勝 報徳学園6―1明石商(2日・ウインク球場)
兵庫で準決勝2試合が行われ、報徳学園は中学時代にU―15日本代表としてワールドカップに出場した谷口哲聖投手(2年)が公式戦初先発で4安打1失点完投し、明石商を下した。高砂は3季連続で甲子園に出場中の東洋大姫路に競り勝ち、初の決勝に駒を進めた。
報徳学園の2年生右腕・谷口が気持ちの強さを見せつけた。大角健二監督(45)の「先発は初めてですが、相手のバッテリーも2年生なので燃えてくれれば…」という期待に応えた。
初回に3安打を浴び1点を失うが、2回以降は、わずか被安打1の計4安打7奪三振。「練習試合でも9回を投げたことがなかった」と公式戦初先発で126球で初完投した。
「沢田(悠佑)さん、江藤(達成)さん(ともに3年)がいいピッチングをしていたので負けてられないと思った」と先輩に続けと腕を振った。明石商の縦じまユニにも「いい具合にギアが上がってくれた。真っすぐで押せた」と力に変えた。
投手と遊撃手でプレーし、3月に最速144キロをマーク。指揮官は「これからも両方でやっていく」と二刀流の方針を明かすが、今大会は投手専任で調整している。
同級生の存在も刺激だ。中学3年で侍ジャパンU―15で世界一に輝いた。センバツ優勝投手の大阪桐蔭・川本晴大も当時のチームメート。
◆谷口 哲聖(たにぐち・てっしょう)2010年1月8日、大阪・茨木市生まれ。16歳。茨木南中では摂津リトルシニアでプレー。24年に侍ジャパンU―15日本代表に選出され、「第6回WBSC U―15ワールドカップ」に出場、世界一に貢献した。好きなプロ球団はオリックス。180センチ、80キロ。右投右打。










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