プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33)=大橋=の次戦について、所属ジムの大橋秀行会長(61)が28日、横浜市の同ジムで取材に応じ、「面白い試合になるんじゃないですかね」と話した。

 ベトナムで開催中の国際ボクシング連盟(IBF)の年次総会で、尚弥がIBFの指名防衛戦を行う予定がないことから、IBF同級1位・西田凌佑(六島)と同2位サム・グッドマン(オーストラリア)の両陣営が暫定王座決定戦の開催を要請した。

大橋会長は「もうしようがないですね」と話し、IBF王座の返上については「その辺は、またよく考えて」と語るにとどめた。

 昨年は1月、5月、9月、12月と4度の防衛戦をクリアし、今年5月2日にWBA&WBC&WBO1位・中谷潤人(28)=M・T=との世紀の一戦を制し7度目の4団体統一王座防衛に成功した。

 次戦は、WBA&WBC&WBO世界スーパーフライ級統一王者ジェシー“バム”ロドリゲス(26)=米国、帝拳=とのビッグマッチのプランが浮上している。大橋会長は「今月は休むんじゃないかな。去年は4試合もやったから。やっぱり(年間)2試合ぐらいがちょうどいいんじゃないかな」と話し、「年齢もそうだし、だからもう相手も本当に選んで、みんなが喜ぶような、そういったもの(対戦相手)に特化していきたいと思っています」と今後の方針を語った。

 また大橋会長は、5月2日に東京ドームで元世界4階級制覇王者・井岡一翔(37)=志成=を下して初防衛を果たしたWBC世界バンタム級王者・井上拓真(30)=大橋=について「とっくに練習している」とジムワークを再開していることを報告。拓真の王座への挑戦権は同級1位の那須川天心(27)=帝拳=が手にしているが、「来たるべき時に(向けて)。もう合宿の準備なども、調整してやっています」とすでにV2戦へ向けて動き始めていることを明かした。

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