中国の環境問題系ブロガーが、河北省保定市蠡(れい)県の農地の一部で地下水が真っ赤に染まる現象が起きていると暴露した。香港メディアの香港01が22日に報じた。
記事によると、現地の村民は「ここ2~3年このような状況が続いている。収穫した小麦は自分では食べずに市場に売る」などと話した。同ブロガーが現地の様子を撮影した動画をネット上にアップすると、現地当局の合同チームが調査に乗り出した。
調査では、井戸水が赤くなった原因として染料が関係している可能性が高いとされている。かつて染料を扱っていた化学工場2社が汚染源とみられ、関係者にはすでに強制措置が取られた。現在は専門機関が詳しい成分分析を進めており、農作物への影響も調べられている。
水質検査では、一部の井戸で基準を超える汚染が確認されたものの、重金属については問題ないとされている。県は緊急対応として、問題のある井戸の使用を一時的に制限し、農業用水の確保を進めている。
記事によると、同県は伝統的な毛皮・皮革産業の集積地である一方、過去にたびたび工業汚染が問題になっていた。2015年には工業廃水の不法投棄により死者が出る重大事件も発生している。
今回の事態を受けて、監督体制の不備を指摘する声も上がっているといい、当局は原因の特定を急ぐとともに、再発防止に向けた対策を進めるとしている。(翻訳・編集/北田)
— 中国動画 (@RC00547555) April 23, 2026











